5名の入居者さんとともに、6年目のお正月を迎えることができました。
幼いころ、祖母より「親が死に 子が死に 孫が死ぬ って幸せなことよ」と教えてもらったことを思い出しています。 江戸時代の逸話のようですが、その時は縁起でもないと思っていましたが、今では納得しています。
新しいスタッフには『はじめてでも怖くない 自然死の看取りケア 穏やかで自然な最期を施設の介護力で支えよう』を読んでもらっています。(ホームホスピス神戸なごみの家での研修の時に教えていただきました。) 最期の迎え方は、ご本人とご家族それぞれのお考えがあると思います。単に看取るその時だけでなく、それまでの暮らしの中で、ご本人とご家族が十分に生きたと感じるように支える経過を大切にしたいと思います。
これからも、ふさの家がしあわせを分かち合える居場所でありますように。