病院で終末期医療を行っておられ、3年前にふさの家に来られた方が、ご家族様に見守られながら旅立たれました。
少しずつ食事が摂れるようになり、「私、太ってへん?」「よう食べるから。」と言われるまでになられ、リハビリも頑張られ、ご自分でリハビリのサインを書かれるまでになられました。
今年に入り、徐々にお話をされることが少なくなって来られ、ご親族の方が遊びに来られると、何となく察せられたようで、「まだ、死なへんでぇ。」と満面の笑みでスタッフに話されることもありました。
6月末よりペースト食になり、旅立たれる前日まで大好きな果物を召し上がっておられました。
いつもウイットに富んだ受け答えをされ、とても穏やかで、優しいほほえみを返してくださいました。
ふさの家で出会えましたことを感謝いたします。